平成産業株式会社の歴史

平成産業株式会社の誕生と現在

目次

創業の地「茨木市」

平成産業株式会社は

創業者・清水 清(しみず きよし) が

前職で培った経験を活かし、

平成元年1月1日 に大阪府茨木市鮎川で

古紙回収事業として設立いたしました。

↑本社ならびに本社工場

当時の茨木市では

古紙回収を専門とする企業はまだ少なく、

地域に根差した丁寧な回収を続けることで、

次第に厚い信頼を築いてまいりました。

古紙・段ボール回収の効率化

創業当初は軽トラックや平ボディ車で

段ボールを積み込み

工夫を重ねながら対応していました。

しかし、お客様の増加に伴い、

より効率的で安全な回収を実現するために

パッカー車(塵芥車) を導入。

これにより、より多くのお客様の

ご要望に応えられる体制を整えました。

成長と挑戦

時代の流れとともにリサイクルの形は変化し

古紙だけでなく廃棄物処理のニーズも

高まっていきました。


当社では「産業廃棄物」および

「特別管理産業廃棄物(医療系廃棄物)」

の収集運搬許可を取得し

事業の幅を広げてまいりました。

計量器付きパッカー車の導入

リサイクル意識が社会全体で

高まりつつあった2000年代

当社は業界に先駆けて

計量器付きパッカー車を導入(2000年~)。


お客様自身がその場で排出量を

確認できる仕組みを提供し、

透明性のあるリサイクルサービスを

展開しました。現在では、この仕組みは

業界の標準となっています。

計量器付きパッカー車のため排出重量が一目瞭然!

行政の相談から誕生した「エコBOX」

2000年代初頭、行政や民間企業から

「紙ゴミの処理に困っている」

という相談が多く寄せられていました。

現在では当たり前にリサイクルされている

オフィス紙やパンフレット も、

当時は「一般ゴミ」として処分されていたのです。

そこで当社は、独自の回収方法として

「エコBOX」 を開発。


オフィスや倉庫などで排出される古紙をゴミでは

なく「資源」として回収し、

リサイクルへとつなげました。


この仕組みは、紙資源の有効活用と

廃棄物削減に大きく貢献し、

今日に至るまで多くの企業や

自治体で活用されています。

無人回収ボックス「エコステーション」の設置

茨木市民の皆さまが

24時間いつでも気軽に利用できる

無人回収ボックス(エコステーション)を設置。

地域のリサイクル率向上に貢献するとともに

新しい仕組みづくりにも積極的に挑戦しています。


現在は、茨木市安威・野々宮の2か所で

運営中です。

総合リサイクルヤードの誕生

2015年、当社はさらなる事業拡大と

多様化するニーズに応えるため、

第2工場(総合リサイクルヤード) を開設しました。

ここでは、

・お客様の大切な機密情報を安全・確実に処理する 「機密処理破砕室」

・発泡スチロールを廃棄物ではなく「資源」として再生する 減容機

・効率的に資源を分別できる 空き缶選別機

といった設備を整え

従来の古紙回収にとどまらず

あらゆるリサイクル資源に対応できる

総合的な体制 を構築しました。

この拠点の誕生により

平成産業株式会社はリサイクル事業をさらに広げ

地域社会から「総合リサイクル企業」としての

信頼をいただくようになりました。

デジタル時代への進化

近年では現場の取り組みに加え

情報発信にも注力しています。


SNS活動を通じて

「リサイクル王子」として発信を開始し

TikTok総再生回数は5,000万回(2025年9月1日時点)を突破。


多くの方々に「楽しくわかりやすく」

リサイクルの大切さを伝えています。

未来への展望

平成産業株式会社は

これからも茨木市をはじめとした

北摂地域に根差し

・お客様に安心して選ばれる企業

・従業員が誇りを持って働ける企業

を目指して挑戦を続けます。

環境にやさしい循環型社会の実現に向けて

次の時代へと歩みを進めてまいります。

まとめ

創業から35年以上

当社の歴史は「挑戦と進化」の連続でした。


今後も、地域社会とともに成長し

未来へとつながるリサイクルの形を

追求してまいります。

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